誤嚥性肺炎で母親が入院しました

この間、人生を謳歌している母親の話を書きましたが、その母親が軽い「誤嚥性肺炎」
という病気で入院したと連絡が入りました。
母親は特養施設に入っていて、以前から腎臓の機能が低下しており入退院を繰り返していました。
最近は、食事が摂れなくなっていたようです。

誤嚥性肺炎なんて始めて見る病気。まず何て読むのか・・・。
ゴエンセイハイエン・・・。
誤嚥とは
食べ物や飲みものを飲み込む動作を「嚥下(えんげ)」、この動作が正しく働かないことを「嚥下障害」といいます。食べ物や飲み物、胃液などが誤って気管や気管支内にはいることを「誤嚥」といいます。
誤嚥性肺炎とは
誤嚥性肺炎は、細菌が唾液や胃液と共に肺に流れ込んで生じる肺炎です。高齢者の肺炎の70%以上が誤嚥に関係していると言われています。再発を繰り返す特徴があり、それにより耐性菌が発生し、抗菌薬治療に抵抗性をもつことがあります。そのため優れた抗菌薬治療が開発されている現在でも治療困難なことが多く、高齢者の死亡原因となっています。(日本呼吸器学会より抜粋)
何となくわかったような、わからないような? あまり食事をしていなかったのに誤嚥?
母が入院をすると、ラインで義姉が連絡をくれるのですが、今回の入院は腎機能も弱っているから状態が悪化すれば急変する事もあるので最悪の場合は命に関わることになると医者に言われたそうです。
最近は会話もあまり成り立たないと言っていました。
食事も摂らないないので、かなり痩せてしまって別人のようだとも・・・。
でも、グッタリしている訳でもなく得意の変顔 (*`ェ´*) をする時もあるそうです。
変顔・・・想像できます。常に明るい人なので・・・。
食事を摂らないという話を聞いたあたりから
生きる気力を無くしてしまったかな・・・と思っていました。
母親はどんなにお酒を飲んで酔っていても、キッチリ食事はする方だったので。
特養に入所しはじめた頃はよく面会に行っていたのですが、いつここから出られるのかな~
いつまでここにいるの?  死ぬまでここに居なきゃいけないの?と行く度に何度も聞かれました。
母親が入所しているのは特別養護老人ホームといって、終身です。
そういう事を全く知らないので、本人は出られるものだと思っていたようです。
ですので、「自業自得ですな~」「そうなりますかな~」と冗談交じりに話していました。
母親は実家で独り暮らしでしたので、ここなら話し相手も居る。
施設は出来たばかりで、個室はとても綺麗でした。
ただ、60代前半での入所だったので、周りの状況がたえられなかった様です。
突然、大きな声で歌いだしたり、ウーウーとうなり声を常にしていたりと殆どが70代後半の入所者だったので (o゚v゚)ノ
この特養は兄が手配してやっと空が出て入所させた所です。
私は結婚していたので、入所後、義姉から知らされました。
兄と母親は犬猿の仲でした。なので入所以降、一度も兄は施設には行っていないようです。
兄と私も母親の事でいろいろあって、音信不通から始まり、実家への立ち入りが出来なくなりました。
昔は、兄とは色々語らい、仲が良かったのですが・・・。
私にも家族が出来るとついつい疎遠になり、母親の事を任せきりになってしまった。
母親はアルコール依存症でした。それが真面目な兄には堪えられなかったのでしょう。
父親が生きていてくれたら、もう少し違ったかもしれません。兄も私もそして母親も。
父親は22年前、自分で命を絶ちました。

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